「ミカエルの夢物語」第九話

友人が独り言のように「お腹が空いたな・・・」と洩らした
するとムッシューが「これは気がつかずにすまんね!」と言いながら

キッチンへ消えて行った

30分もしないうちに、スープ ドゥ ポアッソンとサラダ ドゥ 二ースそして良く冷えたシャブリを数本リビングに運んできてくれた

「さすがにレストランの元オーナーですね!」「実はシェフでもあったのさ  簡単なものですまないがね」友人達と頂いていると、ムッシューが聞いてきた 「君はものがみえるだけではなく、音や声も聞こえるのかい?」 「実際に耳で聞くと言うよりは、頭の中に直接話しかけてくるような 感じと申せばお解かり頂けますか?」 「それでは同じような話を日本でも収集できたのかね?」

姉と隣同士の部屋なんだが、姉が外出してるときでも姉が癖で
やる鼻をすする音が聞こえるんだ。 それを姉に話したら姉も逆に
自分が外出してるときには自分が部屋にいる感覚があるらしい。
これって生霊なのかなぁ?」

「妻より先に帰宅した私は、夕飯の支度をしておりました。
しばらくして、玄関の開く気配と(ただいま~)と妻の声。
それと少し冷たい外気が台所の方へ流れて来ました。
(おかえり~)と声をかける私。
でも、なかなか上がってこないので、なにやってんの?と
覗いて みたら誰もいない。 よくみると鍵もかかったまま。
それから一分程後に、本物が帰って来ました
これは病気でしょうか?」

「どうも日本ではこの手の現象に関してはまだ解明しよう
とする機関がないようなのです」
「つまり、オカルト的に扱われていると言うのだね?」
「そのように私は感じましたね  私的には極く普通の
現象だと考えているのですが・・・・」
「科学で説明できないものは在り得ないって事だね
もっと聞かせてくれたまえ、日本の話を!」
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